2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ヴェローナ、ボローニャは思い切って省略してしまいます。 時間があるときにまたふりかえってみます。 さて、ピアツェンツァに到着したのである。ここは我々の目的とする、Gruppo Otologicoのある街である。 権威としてその名を轟かす、マリオ・サンナの手術…
「ここかあ」 誰が言うともなく、ため息が出てきた。B&B al filalmonico。 案内された部屋にはソファが一つ、エキストラベッドが一つ…そして、中央にダブルベッドが一つ。 我々は一瞬凍りついた。We are all men, not gay. 出発前の仙台で、インターネットで…
朝食をとってから、部屋に戻ってスーツケースの荷物を詰め直す。 新しく買ったモノなど無いはずなのだが、なぜか嵩が増している。 空いた時間を使ってA藤くんは弓の練習をする。僕はブログを書く。モンキーはMTVを観る。 今日は電車でヴェローナに向かう。ミ…
食後はスフォルツァ城へとのんびり歩き出す。 ここはレオナルドが天井画を描き、ミケランジェロの4体目のピエタが置いてある。 緑の雑草で覆い尽くされた巨大な城の堀には、カタパルトに使われた投石がいまだに積み上げてあった。ミケランジェロのピエタで最…
夜中に誰かの携帯電話が鳴っていたらしいのだが、目を覚ましたのは一人だけだった。皆が目を覚ましたのは朝の7時。荷物を整理し、着替え、諸々の支度を済ませて朝食を食べにゆく。僕はチーズとハムと白パンとスクランブルエッグ。残念なことにサラダはなかっ…
ブエラ美術館。 学生あるいは観光客達が中庭に腰掛けてぼーっとしている。 中央には像がある。偉そうだ。いろんな人がその像の下で写真を撮っている。 何かを権威付けて過去に残すという意味では石像はもってこいかもしれない。我々は9ユーロ払って中に入る…
移動日である。成田からミュンヘンまで12時間のフライト。『英国王のスピーチ』がやっていて、また観てしまった。劇場のを合わせてこれで二回目である。何故だか訳が微妙に変わっていて、それはそれで面白かった。 ヨーロッパまで行くのは、長時間で本当に大…
こんな日に限って久々にぶちかましてしまった。 予定起床時刻を大幅に超える寝坊。 早めに東京に到着して、買い物でもしようかと思っていたのだが。こんな時に慌てるとロクなことがないので、時間をかけて準備をしてみた。 忘れ物ないように確認して…。 さよ…
いよいよ高次修練第2期『耳鼻咽喉・頭頸部外科』がスタートした。イタリアである。我々は明後日5/25に日本を飛び立ち、6/8に帰ってくる。ミラノ、ヴェローナ、ピアツェンツァ、フィレンツェ、ローマ。中耳マイクロサージェリーをめぐる冒険がまさに始まろう…
不思議なのは出発が近づくにつれて、どこか落ち着かなくなってくることだ。こういうとき僕は漠然と不安な気持ちになる。後輩が、合コンの直前ってテンション下がりますよね、と言っていたけどそれに近いかもしれない。おそらく人は新しい環境に踏み出す時、…
準備は着々と進んでいる。明日の午前中、クロネコヤマトがスーツケースを集荷しにやってくるのだ。集荷した荷物は成田空港に運んでくれる。というわけで、今日中に荷物をまとめねばならなかった。色々買い足したりしなければいけなかったり、調べ物をしてい…
突然ですが、来週の水曜日から2週間ほど、同級生3人(男)でイタリアに学外実習に行ってきます。「イタリアに2週間?」 読者の皆様はそう驚かれるかもしれない。「卒業前のこの時期に何遊ぼうとしているんだ、勉強はどうなってるんだ?」「進路を考えると…
そんなに遠い昔のことでもないのだけど、振り返ってみれば10年近く前の話だ。 中学生の時、選択授業というのがあり、僕は美術を選択し油絵を描いていた。何故だか当時の僕は西洋絵画に興味を持っていて、美術室にあった画集を漁っては眺めていた。ドラクロワ…
まあ『シュルレアリスム展』を擁護するのはこのあたりで。以下は、観ていてふと感じたこと。何かをゼロから作り上げるクリエイターに対する尊敬の念は忘れ、今しばらく勝手気ままに書いてみよう。色々な方々、ごめんなさい。 シュルレアリスムを真に理解して…
ベタだが、GWということで5/4〜5日に東京に行ってきた。 それで4日の午後は六本木の国立新美術館のシュルレアリスム展に足を運んだ。あろうことか、非常に混雑していた。ここには何回か来たことがあるが、入場するのに並んだのは初めてだ。まあ午後の…
『納豆に酢をかけるとおいしい』と教えてもらった。今朝、半信半疑でやってみた。 気になった人、おうちに酢と納豆があったらトライしてみてください。
医学部を卒業し、国家試験を合格すると、晴れて医者を名乗ることができる。で、現在の日本の法律では、医学部卒業した人には2年間の臨床研修というものが義務付けられている。要は新人の研修期間である。比喩の限界を無視して表現するのなら、某ハンター漫…
いまシェイクスピアの『マクベス』を読んでいる。『マクベス』といえば、『オセロー』『ハムレット』『リア王』に並び称される、四大悲劇の一つと呼ばれている。 なにより有名なのが、三人組の魔女。『マクベス』という劇は、こいつらの 『きれいは穢い、穢…