再開のお知らせ/ペンとノート

今と同様、去年の秋も今年の冬も、言いたいことは色々あったので、特にブログのネタに困っていたという訳ではないんですが、2月中旬に予定された鬼畜的試験の対策を練らなければならなかったので、長いコト勝手にお休みしていました。一度書きはじめると、どういう訳か投稿するのにかなり長い時間をかけてしまう癖もあったので、まあ当分は無理だろうと、悠然とサボっていました。


それでテストが終わった後に会った何人かの友達に「もうブログやらないの?」と聞かれたのをきっかけに、そろそろ再開しようと思いました。
僕にとっては意外にも、このブログは何人かの親しい人々にちょっとは読まれていたらしく、それを知ることができただけで、計り知れぬほどの十分なモチベーションになりました。
今後も暇を見つけて書いていこうと思いました。本当にありがとうございます。心機一転スタイルも少し変えてみました。


今年の春からは新天地(?)で働くため、会えなくなる人々もいます。元気でやっているよ、という便りだと思って読んでくれたら幸いです。
一応はFacebookTwitterもやっていますが*1、自分はやはりテキストベースが最も性に合っている気がします。
どうでもいいこと、くだらないこと、役に立たないことを中心に書いていくと思いますが、どうぞよろしくお願いします。




とまあこんな感じでブログを再開しようと思っているわけですが、それとは全く別に、最近はペンと紙で考えたことを整理しようと思っています。
代官山とかのカフェで木漏れ日を浴びながら、コーヒー片手にMacBookAirでスマートに情報発信できれば、そりゃカッコいいですけどね。
しかしどうも目が疲れ、頭が痛み、肩が凝るので、もう付き合いきれんわ/余計な疲労は回避しよう/医療人の健康が第一と思い、あえて古典的な手段に回帰しようと思っています。

完全に時代の趨勢に逆行していますが、まあいいでしょう。そんなに急いで何処へ行きたいわけでもない。


でもまあ、やはり自分は書くことによって思考する類の人間なので、とりあえず読書ノートと日記を用意しました。

読書ノートには、自分が読んで疑問に思ったことや関心を持ったこと、感動したことなどをメモって、それについて自分がどう考えたかを書いています。この間丸善で立ち読みしていたら偶然知ったのですが、19世紀のどこぞの知識人もこの方法を採用していたようです。僕なんぞ遥かに及ばないほどアグレッシブな読書ノートでしょうけど、シンプルが一番ですよね。

日記も高校生以来の再開です。もう書けないかと思いましたが、無意識的には色んなことを考えていたらしく、今のところは書き澱むこともなく、日々起こった出来事について淡々と感想や反省を書き記しています。
日記に関しては備忘録的にしばらく書いているうち、だんだんとスケジュール帳としての機能も帯び始めてしまい、本来の在り方から段々とずれてきています。かといって手帳を1年間使い切ったことの無い僕なので、まあ手帳は買わずにこのまま行こうと思います。

しかしノートを広げてペンを持ち机の前に座っていると、情報を整理して何かを考える時間、それが僕にとって必要だったのかもしれないと思いあたりました。
古くさくはありますが、Wordやブログにはない気楽さと自由度がある気がしますし、実際はそれで十分だったのです。
此処から何が生まれるのかは謎ですが、十分だと思えるまでは、しばらくこのペースで24歳なりの思索を重ねていきたいと思います。

ところで、経験上、ブログを書きすぎると自分の頭で何かをゆっくり成熟させる時間が極端に短くなる予感がします。
『作家はまず何より自分の為に書く』というドストエフスキーの言葉ではないですが、まずは日記と読書ノートを充実させるのが当面の目標です。卒業と就職を機に真剣に考えたのですが、自分は余りにもモノを知らなすぎ、あるいは考えなさすぎたので、もう一度大学に入るつもりで色々と勉強していきたいと思います。そこから出てきた何かを、このブログに載せていけたらなあと思います。

なにか最後くらい面白い動画でも載せておきます。
電気グルーヴは音楽的に深い気がしてならないのですが、なぜか世間の目を気にしてしまい、自信を持って紹介できない弱い自分が情けない。

ではでは。

*1:しかし昨今の自己顕示欲拡散ツールには本当に参ってしまいますよね。
もう面倒なので全部止めてしまおうかとさえ思っているのですが、なんとなくやめにくいのは何故でしょう。