シュルレアリスム展:国立新美術館(1)

ベタだが、GWということで5/4〜5日に東京に行ってきた。


それで4日の午後は六本木の国立新美術館シュルレアリスム展に足を運んだ。

あろうことか、非常に混雑していた。ここには何回か来たことがあるが、入場するのに並んだのは初めてだ。まあ午後のいい時間だったし、開催終了が近かったからかもしれない。

しかし往々にして、長蛇の列に並ぶ労苦と忍耐は裏切られることが多い。案の定それほど面白くない美術展だった。


まあ混雑している美術展というのは、じっくり鑑賞する余裕がないし、しょうがない。

それに美術展の面白い/面白くないは、鑑賞者に拠るところが大きい。だから新国立美術館を責めることはできないし、ダリやマグリットを責めるわけにいかない。

そもそも美術展というのは余程インパクトのあるモノでなければつまらないのが当然で、もし何か一つでも深いところでインスパイアされたならば、もうそれだけで上出来だと思う。